パーソナルカラー診断の知名度アップ、人気とともに、『パーソナルカラーアナリスト』は、男女問わず近年、人気の職業のひとつ。主な仕事内容やその魅力、給料・年収、必要な資格、パーソナルカラーアナリストになるための方法、養成講座の詳細など、くわしく見ていきましょう。
個人が生まれ持った肌や瞳、髪の色に合わせて、その人本来の美しさを引き出すパーソナルカラーを提案します。
単に似合う色を提案するだけじゃなく、色を効果的に取り入れることで、好感度の高い印象を作るなど、印象改善も自在に。顧客の要望に合わせたイメージコンサルティングを行うのも、パーソナルカラーアナリストの重要なお仕事のひとつです。
また、パーソナルカラーの活用シーンは、ファッション、メイク、ヘアカラー、インテリア、広告など豊富。それゆえ、活躍の場も多岐にわたります。
パーソナルカラー診断とは、生まれ持ったボディカラーを基ににその人に調和する(=似合う)色を診断する手法のこと。カラードレープと呼ばれる布を使い、肌、瞳、髪の色や質感を見極めながら、調和するカラータイプを導き出します。
診断の結果は、黄みがかった色が似合う「イエローベース」と、青みががった色が似合う「ブルーベース」の大きく2つに分けられます。さらにこれを明度・彩度・清濁によって、より調和する色のグループに分けたものが、パーソナルカラーの4タイプです。
パーソナルカラーを見つけると、似合う服やメイク、髪の色が明確になります。顔のくすみがなくなり、美肌に見えるなど、本人の魅力を一層際立てることができます。
パーソナルカラーアナリストにとって、重要なのが色の診断スキルです。個人の主観ではなく、プロとして色彩理論に基づいて、正しい診断を行わなければなりません。そのため、実技レッスンのあるスクールなどでしっかりと技術を習得することが大切です。
また、スクールによっては、4〜5人しか診断の実技練習ができずそのまま卒業になってしまうところもあります。このようなスクールに通った場合、ほぼきちんと診断ができない状態になってしまうため、スクール選びも重要です。スクール選びのコツとしては、授業内で何人の診断練習ができるか確認することをおすすめします。補習なども含め、少なくとも20名以上の診断ができる環境があるかどうか、確認すると良いでしょう。
診断スキル以外にも、パーソナルカラーアナリストには、色についての幅広い知識やセンス、ファッションやメイクに活用するスキル、提案力などが求められます。場合によっては、ショッピングに同行することなどもあるので、こういった実践スキルも磨いておくとスムーズにお仕事を開始できます。
これらのスキルを総合的に習得するには、パーソナルカラーアナリスト専門のスクールや養成講座で学ぶのがおすすめです。
ICBIのパーソナルカラーアナリスト養成講座では、主に以下のスキルを習得できます。オンラインクラス(eラーニング+スクーリング)の詳細をご紹介します。
受講の流れ | 受講期間 |
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講義をeラーニングで学んだ後、診断実技レッスンをスクールで受講 | eラーニングは視聴開始日から3ヶ月間視聴可能、診断実技レッスンのスクーリングは4日間 |
※上記はオンラインレッスンのスケジュール例
パーソナルカラーアナリスト養成講座ディプロマ
パーソナルカラーアナリスト養成講座の
詳細・価格について公式HPからCHECK
パーソナルカラーアナリストの給料は、人によって様々。専業と副業の場合でも異なります。
1回あたりのセッションの料金は、2〜4時間で3,000〜4,000円ほどが相場。実力のある人や、有名なパーソナルカラーアナリストほど単価は高くなり、中には1回のセッションが30,000円弱という方もいます。自分自身の働き方によって、収入が異なる職業と言えるでしょう
最初のうちは専業でバリバリ稼ぐのは難しいかもしれませんが、パーソナルカラー診断以外に、骨格診断と組み合わせ単価をあげたり、ショッピング同行をして単価をあげるなど、スキルを組み合わせていくことで高収入も狙えるでしょう。また、在庫を抱えるリスクがないことや、広い店舗やスペースが必要ないので、自宅サロンとしてもはじめやすいのが特徴です。
パーソナルカラーは、アパレルや美容業界、ブライダル業界など、様々な分野で仕事に活かすことができます。例えば、アパレル販売では、お客さまに確かなアドバイスができるようになり、それが売上アップへも貢献。美容師であれば、似合うヘアカラーやメイクカラーの理解が深まるとともに、自身のスキルも大きく向上するでしょう。
また、女性ならではの感性を活かして働けることは、仕事の楽しさややりがいにつながります。お客さまの悩みを聞き出し、的確なアドバイスをする提案力が身につけば、ビジネスシーンでも大きな武器となるでしょう。
パーソナルカラーアナリストのやりがいは、お客さまの魅力を最大限に引き出せることでしょう。パーソナルカラーを身につけることで、たちまち顔色はパッと明るくなり、若返りや美肌などのうれしい変化をもたらします。メイクやファッションの悩みを解消したり、お客さまの"なりたい姿"を叶えるお手伝いができるのは、この仕事の醍醐味。
自身のプロデュースによって、お客さまが内面から美しく輝いていく姿を見るのは、感動もひとしおです。お客さまにとっても、その経験と知識は一生物の財産になるので、感謝されることも多い、やりがいのあるお仕事といえます。
資格は必須ではありませんが、プロとして信頼を得るためには、ディプロマや資格は取得しておくのがおすすめです。民間の資格には、主に次のようなものがあります。
パーソナルカラーアナリストは、最初は副業として経験を積むケースが多いため、これらの資格を持っておけば、ある程度、高い単価でお仕事を開始できるメリットもあります。また、ゆくゆくサロンを開業したいという場合も、ディプロマや資格は持っておいた方が良いでしょう。
骨格診断アナリスト協会代表理事、パーソナルカラー実務検定協会代表理事もつとめている、二神氏が運営するイメージコンサルタント養成スクール。講座の卒業、資格取得がゴールではなく、卒業後にイメージコンサルタントとして活動できることに重きをおき、起業や開業、独立まで徹底したアフターフォローバック体制を整えています。プロとして通じる技術・知識を身につけたい方にピッタリのイメージコンサルタント養成スクールです。