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【自宅サロン開業したい方必見!】おすすめの業種や始め方をご紹介

自宅サロンは開業がしやすい点や手に職をつけられるといった点から人気が高いものの、廃業率が高い面もあります。このように、成功するためには事前のリサーチや準備、はじめかたが大切といえます。

そこでこちらの記事では、自宅サロンを開業したい方に向けて、おすすめの業種や自宅サロンを成功させるポイントなどについてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

自宅サロンとは?

自宅やマンションなどの一室で施術が受けられるサロンを「自宅サロン」といいます。仕事とプライベートを両立するため、勤務時間や仕事量を自由に自分で決めたいと考える場合などに有効な方法といえます。

自宅サロンのメリット、デメリット

まずメリットですが、自宅サロンの場合はもともと住んでいたところをサロンにするわけですから、新たに物件を取得する必要がなくコストの削減が可能です。この点から開業資金を抑えたいと考えている人にはおすすめの選択肢といえます。また、毎日離れたところにあるサロンまで通勤する必要がなく、時間を有効に使えるといった面もあります。

さらに、顧客がサロンに訪れるためいつもきれいにしておく必要があります。結果的に、自宅の中をきれいにしておくことに繋がりますので、美しい状態をキープできる点もメリットといえます。

その反面、自宅を使用するため同居している家族がいる場合には同意を得る必要がある点に加えて、顧客として訪れた人に住所や部屋の間取りなどを知られてしまう点から、防犯面において注意する必要があります。

自宅サロンの廃業率について

東京商工リサーチの調査によると、エステティック業における休廃業や解散、倒産件数は現在増えている状況です。その中で、新しく開業した自宅サロンは、約6割が1年以内に廃業、そして約9割が3年以内に廃業する、といわれています。 このデータから、自宅サロンとしてお客さまに来てもらい、生き残っていくのは簡単なことではないといえますが、その原因としては、「単価の低さ」「リピート率の低さ」「財務管理が雑」「経営者としての意識が足りていない」などさまざまなものが考えられます。

開業にかかる費用と税金について

自宅サロンを開業する際の費用は、一般的に30〜50万円といわれています。もちろん、どのような設備を揃えるか、改装が必要かなどによって費用は変わってきますが、目安として覚えておくと良いでしょう。

また、自宅サロンの開業・運営においてはさまざまなものを購入する必要があります。中には経費として計上できるものもありますので、あらかじめ覚えておくと確定申告の時に役立ちます。

経費として計上できるものは、例えば施術に使用する消耗品やサロンで販売する商材の購入費、施術に必要となる機器の購入費、資産の減価償却費、サロンの内装工事費や看板費用などが挙げられます。そのほか、サロンのホームページ作成費用や広告費用、スタッフのユニホーム代なども事業に必要なものであれば経費に計上可能です。

さらに家賃などについては、事業にもプライベートにも関係してきます。このような費用については、家事按分によって一部を経費として計上することができます。

自宅サロンの開業手順

サロンのコンセプト決めを行う

はじめに自宅サロンのコンセプトを決めます。コンセプトをしっかり決めておくことで、店舗の強みを消費者に伝えられます。ここでは、「誰のためにサロンを開業するのか」「このサロンではどのような悩みを解決できるのか」といった点から、コンセプトを考えていくことがおすすめです。

コンセプトが決まると、雰囲気作りや施術内容などについて一貫性を感じられるサロンづくりを行えます。

事業計画書を作成する

事業計画書は銀行から融資を受ける際に必要になります。記載する内容は、売上や利益の目標、目標達成に必要な集客や客単価、集客する方法などがあります。

銀行から融資を受けない場合には必要性を感じられないかもしれませんが、作成しておくことで「売上や利益についてのシミュレーションを行える」「営業日数や価格などを決めやすくなる」などのメリットがありますので、サロン開業の際には事業計画書の作成をおすすめします。

どの部屋をサロンにするかを決める

自宅の中で、どの部屋をサロンとして使用するかを決めます。生活スペースとしっかりと切り離しができるように、お客さまを案内する際の動線を想定しながら決めることがポイントです。また、賃貸の場合は自宅サロンとして商業利用が可能かどうかをあらかじめ確認しておいてください。

自宅をこれから建てる予定の人は、サロンとして使用することを想定した部屋を用意します。必要な広さが確保できているかを確認しながら建築を進めていってください。

開業資金を準備する

開業に必要となる資金を準備します。事前に資金を用意しておくことが理想といえますが、難しい場合には銀行など金融機関で融資を受ける、日本政策金融公庫の企業支援制度の利用などの方法を検討してみてください。

サロンに必要な設備を整える

開業に必要な資金を準備したら、使用する設備を整えていきます。施術に使用する機器や消耗品はもちろんですが、サロンを訪れた人が快適に過ごせるように、加湿器・空気清浄機など空間を整えるための設備も必要となります。 一通り準備できたら、実際の施術の流れをシミュレーションしておくと漏れがないか確認できます

告知や予約システムの準備を行う

サロンの開業に合わせて、お客さまが来てくれるように告知を行います。告知方法としては、ホームページやSNS、チラシ、フリーペーパーの利用などさまざまな方法が考えられます。

さらに、予約システムを準備しておくとお客さまの利便性が向上します。ネットで予約の受付や管理ができるシステムを利用すると、予約管理が楽になるのでおすすめです。

自宅サロンにおすすめの業種

自宅サロンにおすすめの職種にはさまざまなものがあります。ここでは、代表的なものや最近人気な業種をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

イメージコンサルティングサロン

「イメージコンサルタント」とは、クライアントのパーソナルイメージを総合的にプロデュースすることが仕事です。パーソナルカラー診断や骨格診断、美顔バランス診断の他にも、メイクやヘアメイクのアドバイス・レッスンに加えて、ショッピングに同行するケースもあります。いずれにしても、クライアントが希望しているイメージに近づけられるように、専門的な知識を活かしながらプロデュースします。

イメージコンサルタントとして開業する上で必要なものとしては、「パーソナルカラー診断用ドレープ」「アドバイスシート」などが最低限準備したいものであるといえます。さらに、メイクありのメニューを提供する場合には、メイク用品も必要となってきます。そのほか、クライアントが試着したり説明する際に見てもらうための服(ジャケットやスカート、トップス、ワンピースなど)を用意するケースもあります。

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ネイルサロン

ネイルサロンは、ネイルアートやネイルケアを行うためのサロンです。ネイルサロンを開業するために必須の資格はありませんので、誰でも開業できるといえます。しかしお客さまを集めるためにはやはり知識や技術が必要となるため、資格を取得してから開業を目指すケースが多いといえるでしょう。ネイリストとしてポピュラーな資格には、「ネイリスト技能検定」や「ジェルネイル検定」があります。

また、ネイルサロンを開業するために必要なのは、ネイルテーブル・チェア、ネイル用品一式。これらがあれば開業が可能であること、スペースが広くなくても問題ないことから、自宅サロンとして開業しやすいといえます。

エステサロン

エステサロンも自宅で開業しやすい仕事のひとつです。さまざまなサロンがありますが、例えばアロマテラピーを提供するリラクゼーションサロンなどがありますので、自分はどのような施術を行うサロンを経営したいのかを考えてみると良いでしょう。

ネイルサロンと同様、エステサロン開業にも必須の資格はありません。ただし、提供メニューによっては資格や免許が必須になるものもありますので、自分が提供したい施術にはどのような資格が必要なのかを十分に確認してください。

またエステサロンの開業に必要となるものは、どのような施術を提供するかによって異なります。施術によっては機器を導入する必要が出てきますが、機器を導入する場合は大きなコストが発生することになります。

自宅サロンを成功させるためのポイント

適正価格を設定する

自宅サロンを成功させるためには、「適正価格を設定する」点が非常に重要なポイントです。「料金を安くしないとお客さまが来ないのではないか」と心配になってついつい料金を安く設定するケースがありますが、単価を下げたからといって売上アップにつながるわけではありません。結果として売上を上げることが難しくなってしまいます。

提供するサービスのクオリティを維持するためにも、適正な価格を維持することは非常に重要なポイントであるといえます。

資格を取得する

開業するサロンによっては資格を取得しなくても開業できますが、資格の取得によって技術力の証明にもなりますので、お客さまからの信頼の獲得や競合との差別化につなげられるでしょう。

以上の点から、自宅サロンを開業する場合には資格取得を目指すことがおすすめです。資格を取得するためにスクールに通うのも選択のひとつ。しかも、スクールによっては起業サポートを用意しているところもあります。開業を視野に入れている場合には、このようなサポートが受けられるスクールを選ぶことがおすすめです。

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まとめ

自宅サロンは、物件を借りる必要がないことなどから開業しやすく人気が高いといえます。しかし成功するためには、しっかりとリサーチをする、ポイントを押さえた経営を行う、といった点が重要。適正価格の設定や資格を取得してお客さまからの信頼を獲得するといったように、さまざまなポイントを押さえたサロン経営を目指していきましょう。

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株式会社アイシービーキャプチャ

引用元:株式会社アイシービー(https://www.icb-image.com/lp/)

骨格診断アナリスト協会代表理事、パーソナルカラー実務検定協会代表理事もつとめている、二神氏が運営するイメージコンサルタント養成スクール。講座の卒業、資格取得がゴールではなく、卒業後にイメージコンサルタントとして活動できることに重きをおき、起業や開業、独立まで徹底したアフターフォローバック体制を整えています。プロとして通じる技術・知識を身につけたい方にピッタリのイメージコンサルタント養成スクールです。

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